ちびまる子ちゃんも宝石が大好きだった!宝石好きな人にお勧めしたい漫画3選

漫画

Photo by : Radu Bercan / Shutterstock.com

ちびまる子ちゃんも宝石が大好きだった!宝石好きな人にお勧めしたい漫画3選

宝石が大好き!そんな気持ちを漫画(この本はコミックエッセイですが)で爆発させているのが、ちびまる子ちゃんの作者、さくらももこさん。

彼女のエッセイ、その名も「ももこの宝石物語」には、宝石が好きになったエピソードから、購入した宝石のことまで、かなり赤裸々に書き綴られています。う〜ん、なるほど、そうそう、わかる!

宝石が好きな人なら、絶対に読んでみたくなる!今回はそんな漫画を3つご紹介します。

この先一部ネタバレの情報も含まれています。「ももこの宝石物語」についてまだお読みでない方はご注意ください。

 

 

好きな宝石はパライバトルマリン「ももこの宝石物語」さくらももこ

ももこの宝石物語

「私は、その本に載っているパライバ・トルマリンの写真から、しばらくの間ずっと目が離せなくなっていた。その青は、私が一番好きな色で、海の青とも空の青とも言えないけれどもどこかで見たことがあるような、青に少しだけ緑を混ぜて透明にした美しい青色なのである。」
(集英社 「ももこの宝石物語」 より)

パライバトルマリン、それはブラジルのパライバ州でしか採れないという青い宝石。どうしても実物が見たい!と思ったももこさんは、その本の著者に会いに行きます。

すっかり宝石の魅力にハマったももこさんがとった行動とは?まるで漫画の中のちびまる子ちゃんそのままの、ももこさんの行動や言動に驚くやらおかしいやら。

「人間というのは宝石を前にすると目がくらみ、我が子にもやるのをためらう。」
(集英社 「ももこの宝石物語」 より)

まさにドロドロ……ではありません。果たして小学生の息子に、ももこさんは高価なパライバトルマリンをあげるのでしょうか?

人間と宝石の縁とは確実にある

ももこさん同様、宝石の魅力に取り憑かれた息子とお母さんとのバトルは、宝石を巡って王侯貴族が命をかけて戦った歴史を彷彿させます。

インドでグレーのスターサファイアを「最高の石だ」とインド人に言われて50万円も出して買ってしまったももこさん。極上のアクアマリンを信じられない方法で手に入れたももこさん。そうそう、宝石に魅入られた人は、多くの失敗や成功を積み重ねて目利きになっていくのです。

スリランカへ宝石の取材に行ったももこさんは、何億年もかけて誕生した宝石が採掘される現場を見て、

「どの宝石も、はるばるどこか遠くの国の地面の奥深くから発見されて、いろんな人の手に渡り、幾つもの海や山や国境を越えて私の手の中にあることの確率は一体何パーセントなんだろう。人間と宝石の縁とは確実にあるのだ。」
(集英社 「ももこの宝石物語」 より)

と実感します。

地球の中に眠る宝物、宝石。この本にはコルコンダ・トルマリンやロイヤルブルームーンレインボーと呼ばれるムーンストーンなど、かなり珍しい宝石のことにも触れています。宝石の初心者から詳しい人まで楽しめる本だと思いますよ。

「のだめカンタービレ」の作者が描く 宝石と質屋さんの世界「七ツ屋志のぶの宝石匣」

七つ屋志のぶの宝石匣
天才的ピアニスト、のだめが主人公のラブコメ漫画「のだめカンタービレ」
この漫画は「宇宙兄弟」同様、私の中で「子供に読ませたい漫画ランキングベスト10」にランキングされる神コミック。(自分比です)

その漫画家さんの新境地を描いた「七ツ屋志のぶの宝石匣」は、宝石のオーラを感じることができる女子高生、志のぶと、質屋に預けられたものの、「質流れ品」となってしまったイケメン、顕定が繰り広げるミステリータッチのラブコメディ漫画です。

公家から武家になって活躍をした歴史に残る名家、北上家の嫡男、北上顕定は、有名宝石店「デュガリー」の敏腕外商。そして江戸時代から続く老舗の質屋の娘、志のぶ。二人が進む運命とは?

イケメンとオカルト少女による「幸運の赤い石」探し

一家離散となり、祖母から質屋に預けられたまま成長した顕定は、自分の実家にあった幻の「赤い石」を探しているが、次々に色んな事件に巻き込まれる。それを宝石鑑定の「天賦の才能」を持つ志のぶとともに解決して……。

この漫画を書く前にGIAで宝石学を勉強したという作者の二宮知子さん。彼女の漫画はどれも、その世界の専門家でなくては知り得ない情報や経験を惜しげなく漫画に投影しています。

この漫画を読むだけで、質屋の裏側や、宝石の見方を知ることができます。1粒で二度美味しいキャラメルのように後を引く漫画と言っても過言ではありません。

現在8巻まで出ていて、今もなお好評連載中。この漫画もいつか「のだめカンタービレ」のように映画化するのではないかと密かに期待しています。

宝石にはこんなにも種類があったのか!「宝石の国」

宝石の国
「フォスフォフィライト」と聞いて、「あ、それ鉱物の名前だよね!」と分かったあなたは、かなりの石オタクですね!?
「シンシャ」「ボルツ」「ヘミモルファイト」そんな名前の石があることを、私は知りませんでした。

この漫画のことは、別の記事で、それぞれのキャラクターについて詳しく記事を書いていますので興味のある方はそちらをご参考に。
▶︎https://recarat.com/online/?s=宝石の国

強くて脆くて美しい戦う宝石たちの漫画。全力で解説していますから、そちらをぜひ読んでみて下さいね!

リカラット編集部 監修